「米国式の分析手法に学ぶ、リタイア後のライフプラン」全9回の目次です。資産をどう増やすかではなく、どう取り崩すかを扱うシリーズです。
3つの入口があります。どこから入っても、他の2つへ行けるようにしてあります。
| 入口 | 向いている読み方 |
|---|---|
| 記事(このサイト) | 読んで確かめる。あとから探せる。図とグラフで細かく |
| 動画(YouTube・全9回) | 順を追って理解する。図が動く |
| 計算ページ(7ページ) | 自分の数字で試す |

第9回の設計図。1. 測る → 2. 決める → 3. 守る
全9回の一覧
- 動画の再生リスト(全9回) → https://www.youtube.com/playlist?list=PLTY6hGcXvMc4
- 計算ページの入口 → https://still-building.com/retire/
- 前提条件シート(PDF) → https://still-building.com/retire/worksheet.pdf
8つの道具を「決める順番」で読む
動画の順ではなく、実際に手を動かす順に並べ直すと、こうなります。まず自分の現在地を測り、次にいくら使うかを決め、最後にそれを相場から守る。
1. 測る
2. 決める
3. 守る
全体をつなげた最終回 → 第9回
シリーズ共通の前提
金融資産1,800万円、毎年72万円の取り崩し、期間30年、平均利回り年5%、ばらつき(年率標準偏差)15%。成功確率などの数字は1万通りのシミュレーション(第3回以降は同一の乱数列で公平比較)による試算です。
この1,800万円は、手法と考え方とその本質を一緒に考えるために置いた代表値であり、特定の誰かの家計を想定したものではありません。数字はご自分のものに置き換えてお使いください。他人の平均値で計算しているうちは、それは他人の設計図です。
税金について(2026年9月現在)
税金の扱いは口座の種類で変わります。NISA口座は利益に税金がかかりません(非課税)。特定口座などは増えた分(利益)に対して約2割で、元本にはかかりません。シリーズの前提1,800万円はNISAの生涯投資枠に収まるイメージで置いているため、試算では税金を引いていません。制度改正によって扱いは変わります。個別の判断は税理士等の専門家にご相談ください。
このシリーズで扱わなかったこと
「どの口座から先に取り崩すか」という論点は扱っていません。日本では取り崩し方が保険料や医療費の負担にも関わりますが、個別の事情で答えが大きく変わり、制度改正の影響も強いため、一般論として語ると誤解を招くと判断しました。
主な出典
- ガードレール方式:Guyton & Klinger(2006)Journal of Financial Planning
- 成功確率の読み方:Michael Kitces "Renaming Outcomes"/Vanguard の動的支出に関する研究
- バケツ配分:Harold Evensky の現金準備の考え方(1980〜90年代)/Christine Benz・Morningstar の3バケツ
- 支出のスマイルカーブ:David Blanchett "Exploring the Retirement Consumption Puzzle" Journal of Financial Planning 27(5), 2014
- 書籍:ビル・パーキンス『DIE WITH ZERO』
- 4%ルールの原典:William P. Bengen "Determining Withdrawal Rates Using Historical Data"(1994)
- 公的:金融庁 ライフプランシミュレーター https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/lifeplan-simulator/
- 公的:ねんきんネット(日本年金機構) https://www.nenkin.go.jp/n_net/
免責
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入や投資判断を勧誘するものではありません。金額はすべて前提にもとづく試算・例示であり、将来の運用成果を保証するものではありません。制度・税制は改正されます。実際の設計にあたっては公的な情報でご確認のうえ、必要に応じて専門家にご相談ください。