こんなことで悩んだことはありませんか
「記事を書きたいのに、投稿する前に疲れてしまう」
WordPressを使ったことがある方なら、わかるかもしれません。ダッシュボードを開いて、「新規追加」を探して、エディタが重くて、カテゴリを設定して……。書くという行為の前に、もうひとつの「作業」がある。
Still Building Notes は、そのストレスをゼロにする仕組みで動いています。記事の更新は、すべて Notion で完結します。
Notion とは
Notion(ノーション)は、ノートとデータベースを一体化したアプリです。メモを書いたり、表を作ったり、プロジェクトを管理したりと、用途は広い。
でも今日お伝えしたいのは、もっとシンプルな使い方です——普通にノートを書くように、記事が書けるという話です。
この仕組みが実現していること
Still Building Notes の裏側には、Notion のデータベースがあります。
見た目は普通の表。でも、この表の1行が「1記事」に対応しています。タイトルを書いて、本文を書いて、ステータスを「Published(公開)」に変えると——それだけで、サイトに記事が増えます。
管理画面への移動は、不要です。
どうやって動いているのか
技術的な話を少しだけ。
このサイトは、Astro(アストロ)というツールで作られています。Cloudflare でホスティングされていて、GitHub にコードをプッシュするたびに自動でビルドされます。そのビルドのとき、Astro が Notion のデータベースを読みに行き、「Published になっている記事」を取得して、HTML ページを生成します。
つまり、流れはこうです:
- Notion に記事を書く
- ステータスを「Published」にする
- GitHub にプッシュ(1行のコマンド)
- Cloudflare が自動でビルド・公開
ステップ3の「プッシュ」も、慣れれば10秒の作業です。
管理しているプロパティ
Notion のデータベースには、いくつかのプロパティ(列)があります。
| プロパティ | 内容 |
|---|---|
| Title | 記事タイトル |
| Slug | URL に使う文字列(例:abc-03-notion-cms) |
| Excerpt | 記事の要約(一覧ページに表示) |
| Series | シリーズ分類(非エンジニアABCなど) |
| Tags | タグ(複数可) |
| Status | Draft / Review / Published |
| Published Date | 公開日 |
| Eyecatch | アイキャッチ画像の URL |
記事を書くときは、タイトルと本文と Slug があれば最低限動きます。あとは必要に応じて埋めていくだけ。
「書く」に集中できる環境を作る
WordPress のエディタも、Notion も、どちらもテキストを書くツールです。でも、Notion には「データベースの1行に書く」という感覚がある。記事が一覧で見えて、ステータスが管理できて、ドラフトのまま置いておける。
ライターとしての自分と、編集者としての自分を、同じ画面で完結できる。それが、私にとって Notion を CMS として使う最大の理由です。
次のステップ
3回で、サイト公開の基本3点セットがそろいました。
- ABC #1:Cloudflare でゼロからサイトを出す
- ABC #2:独自ドメインで「自分の URL」を持つ
- ABC #3:Notion でコンテンツを更新する ← 今ここ
次回の ABC では、ここまで作ったサイトをもっと育てる方法を考えます。
「まだ作っている途中」で、それでいい。